4月10日(金)、念願の東京コンクール・デレガンス(東京、六本木にて)を見学してまいりました。大変素晴らしい絵画を見せていただいたような感激と余韻がいまだ感じております。特にそれら全てが’日本国内にあり、しかも多くは車検をとっておられることに勇気付けられるものです。温もりあるオイル臭とも共に見学出来たことはよくある博物館の走ることを微塵も感じさせない冷たい金属加工品のような展示保存のクルマと違って、実際に走る姿をイメージしながら時間を過ごさせていただいたことは本当にありがたく感じました。
Abarthの207はこんなものが日本にあり、しかも実車を見られるとは想像もしておりませんでした。しばらくクギヅケになっておりました。見ているうちにタイヤが何とおそらくどこにでも売っているエコタイヤで、細身のものが今では手に入れる事が難しくご苦労されてると感じるものでした。(写真は逆光になってしまったのでセピアに変換)
Lamborghini_400GTのドアノブはコンテッサのそれと同じデザイン、これは他にはランチャかなんかでもあったような気がしました。これって当時の共通デザイン?それともミケロッティもただの流用、でもコンテツのそれが桁違いの高級車のそれと同じということに文化と言うか、メイド・イン・トリノというものを感じました。
そしてFerrari 250GTEですが、これはランプ類の美しさ、メインがCarello、フォグがMarchal、そしてスモールがおそらくLucas(違うかも)、これらのレンズカットが独特でイイですね。当時の欧州の街を照らした外灯のごとく、クルマのレンズにもそれはそれなりに偉大な文化と個性というものがあったとホレ直しました。